防災管理点検

防災管理点検報告制度とは?

大規模な防火対象物の管理について権原を有する者は、資格者に建物の地震対策等の災害時に必要となる事項について点検させ、その結果を消防機関へ報告する制度です。

1年に1回、防災管理点検資格者による点検報告が必要です。

点検が義務となる防火対象物は?

共同住宅、倉庫、格納庫以外が対象です

1.地階を除く階数が11以上で、延べ面積1万㎡以上
2.地階を除く階数が5以上10以下で、延べ面積2万㎡以上
3.地階を除く階数が4以下で、延べ面積5万㎡以上

点検に必要な書類は?

・防災管理者選任(解任)届出書の写し
・防災管理に係る消防計画の届出に関する書類の写し
・自衛消防組織設置(変更)届出書の写し
・統括防災管理者選任(解任)届出書の写し(1つの建物に複数の防災管理者が存在する場合)
・その他防災管理に係る消防計画に含まれる事項の書類等

各種認証マークについて

マーク種類内容
防災基準点検済証
防災管理点検の結果が良好であった場合は「防災基準点検済証」を1年間建物に表示することができます。
防災優良認定証(特例認定)
3年間継続して消防法令を遵守していると認められた場合、消防機関に申請し検査を受けることで点検報告の義務が3年間免除されます。また認定証を申請すると建物に表示することができます