パッケージ型自動消火設備(スプリネックス)
パッケージ型自動消火設備(スプリネックス)とは、スプリンクラー設備と同等以上の防火安全性能を備えた消火設備です。
消火薬剤を使用するため建物や人への負担が小さく、また従来のスプリンクラー設備に比べコンパクトなので、導入しやすくメンテナンスが容易なことも大きなメリットです。
スプリネックスの詳細はモリタ宮田工業のページにてご確認いただけます。
パッケージ型自動消火設備(スプリネックス)の特長・利点
- 放射による2次災害が少なく安心
パッケージ型自動消火設備(スプリネックス)は水を使用せず、少量(216リットル)の無害な薬剤を使用して消火します。従来のスプリンクラーのように大量の水を放射することで室内が水浸しになったり、お客様の財産である機械が故障してしまうなどの2次災害の被害が少なく、安心です。
- 消火用貯水槽が不要な省スペース設計
消火薬剤と設備が一体化されているため大規模な消火用貯水槽を設置する必要がなく、配管径も34㎜と非常にスリム。建物や施設の状況に左右されにくい省スペース設計を実現しています。
- 消火性能が高い ~水の4倍の消火性能で、優れた非再燃性!~
消火薬剤は第三種浸潤剤等入り水を使用。鑑定基準に適合し、消火性能は水の約4倍。冷却効果・浸透性・再燃防止効果にも優れ、スプリンクラーに代わる同等以上の消火性能を条件とする、厳しい鑑定試験に合格しています。
- 感知スピードの速さ ~感知・消火のスピードが速い!
~自動火災報知設備用感知器の使用で火災感知のスピードが速く、火災場所で1系統の放出口が一斉に消火薬剤を放射。初期火災の間に完全消火を行います。
- 設置条件の柔軟性が高い ~地震に強く、凍結の心配がない!
~消火薬剤は本体に貯蔵され、配管部分は常に空の状態なので、腐敗や地震による液漏れ、凍結の心配がありません。
スプリネックスが火災発生~作動するまでの流れ
関連法令