連結送水管及び消防ホースについては、従来の外観点検に加え耐圧性能点検が義務付けられました。
消防法第17条の3の3の規定(消防用設備等の点検及び報告)に基づき、消防庁告示が改正されました。
(平成14年3月12日公布 平成14年7月1日施行 消防予第86号)
連結送水管耐圧試験
点検時期
・連結送水管は、設置後10年を経過したもの
・その後は、3年毎に実施。
点検・判断基準
送水口から専用耐圧試験機を用いて送水した後、締切静水圧を3分間かけます。送水口本体・配管・接続部分・弁類等の変形、漏水等がないことを確認します。
消防ホース耐圧試験
点検時期
・消防ホースは、製造年より10年を経過したもの
・その後は、3年毎に実施。
点検・判断基準
消防用ホース(屋内・屋外消火栓設備、動力ポンプ設備、連結送水管等用)の端末部に所定の水圧をかけて変形・損傷等がなく、ホース及び金具との接続部から著しい漏水がないことを確認します。
※易操作性1号・2号消火栓ホースは除く。
※不合格の場合は、ホースの新品取替が必要。
※ホースを新品交換した場合は、交換(製造年)後、10年間は耐圧性能試験は免除となります。
耐圧試験の当社対応(実績)
当社の実績として連結送水管耐圧試験(年間100件以上)、ホース耐圧試験(年間200案件以上)実施しております。
また、コスト面を考えてホース耐圧試験の御見積りに加え、新品取替の御見積りもご提案させて頂きます。
(ホース耐圧試験に不合格になりますと、検査費+新品取替費が加算されます)